今回は漫才と小咄は「秋」。
ダジャレコンテストは「食べ物」をテーマに応募頂きました。
入選するコツは、人とは違った発想をすることです。
「秋」というテーマだと、どうしても「食欲の秋、芸術の秋、
スポーツの秋」などという話になってしまいます。
そこを『シャンソンの枯れ葉』だとか、あってもよさそうなのに
なかったのが『紅葉狩り』。
人と違う発想をすれば面白いものが出来ると思います。

発想が良ければ、笑いが少なくても合格にします。



まだ、漫才と小咄の中間を送って来られる人が多いようです。
漫才は１つのストーリーが必要です。
小咄はオチが１つで、そこに向かって書いて下さい。

　それとやはり、どうも漫才を応募する人が少ないようです。
小咄の方が簡単でしょうが、漫才もよろしくお願いします。

今もテーマとは関係ない台本も送られてきます。あくまでテーマに
沿ってですのでご注意下さい。
　とりあえず書いてみたらでかまいません。
初めて応募された方はちょっと甘くしますので、何でも結構です。
どしどしご応募下さい。

　小咄は一人３作品、漫才は一人２作品までとします。
　漫才の文字数は４００字以内、２０字×２０字の４００字詰め一枚の原稿用紙の
つもりで書いて下さい。
今回の例で２０行ならばＯＫです。４００字ではなく４００字詰め１枚ですので
勘違いのないように。

小咄を作る方法

■小咄はオチから考えよう
・ダジャレで落とす場合、オチに当たる言葉がきれいに２通りが思い浮かぶ
　言葉にし、そこからネタ振りを考えるといいでしょう。

アナウンサー「横綱、掃除がお好きなんですってね」
横綱「毎日やってるな」
アナウンサー「やっぱり拭くほうですか？」
横綱「ううん、掃く方（白鵬）」

■今や季節にふさわしいネタ振りを考えよう
Ａ「暑いなぁ、いよいよ今年も節電の夏がやって来たなぁ」
Ｂ「うん」
Ａ「言葉まで節電すな」


みたいな、簡単なものでも結構です。
どしどしご応募下さい。

　※残念ながらありませんでした。

　※残念ながらありませんでした。

＜なつをさん＞　☆
お題「秋」
銀シャリ『栗拾いに行きたい』

鰻：栗拾いに一度行ってみたいと思っててん
橋：ええやん、秋ならではの感じで
鰻：でもまだユニフォーム買うてへんから
橋：え⁈何、栗拾いウェアみたいのあんの？
鰻：スポーツオーソリティにあるで
橋：嘘やん！見たことないで。モンブランの
　　マークかなんか入ってくんの？
鰻：あとルールも厳しい
橋：ルール⁈栗拾いに？いつからスポーツに
　　なったん、IOC認定してましたっけ？
鰻：栗の木からイガ落ちてきたら、ファー！
　　叫ばなあかんねん
橋：ゴルフのOBか！絶対間に合えへんで、
　　そのストロークで。絶対当たるわ
鰻：バンカーに入ったらプラス1拾いでボギー
橋：どういうことやねん、誰がレジャー施設
　　に砂場作んねん
鰻：せやからちょっと、今から拾いっぱなし
　　で練習して来ますわ
橋：打ちっぱなしか、もうええわ

　寸評・テンポはいいんですが、笑いがもう少し欲しいですよね。
「栗拾いウェアあんのん？」と聞いたんだから、「あるがな。
体中にイガイガが付いてて・・」みたいに具体的に言うとか。
「栗が木から落ちてきたら、ドライバーで打って、ファー」とか、
何となく聞いていて想像が出来るものがあればいいんですが。