ボケ・ツッコミ検定-7・8月課題の合格作品

 今回は漫才と小咄もダジャレコンテストも「夏休み」を
テーマに応募頂きました。
わかりやすいテーマですので応募が多いと思ったのですが、
反対に、これまでにないような少なさでした。
ですので、今回は前々回分の漫才の添削をしたいと思います。
短い台本ですので、アイデア勝負です。どしどしご応募下さい。


発想を変えればいくらでも良い作品が出来ます。
発想が良ければ、笑いが少なくても合格にします。


まだ、漫才と小咄の中間を送って来られる人が多いようです。
漫才は1つのストーリーが必要です。
小咄はオチが1つで、そこに向かって書いて下さい。

 それとやはり、どうも漫才を応募する人が少ないようです。
小咄の方が簡単でしょうが、漫才もよろしくお願いします。

今もテーマとは関係ない台本も送られてきます。あくまでテーマに
沿ってですのでご注意下さい。
 とりあえず書いてみたらでかまいません。
初めて応募された方はちょっと甘くしますので、何でも結構です。
どしどしご応募下さい。

 小咄は一人3作品、漫才は一人2作品までとします。
 漫才の文字数は400字以内、20字×20字の400字詰め一枚の原稿用紙の
つもりで書いて下さい。
今回の例で20行ならばOKです。400字ではなく400字詰め1枚ですので
勘違いのないように。


小咄を作る方法

■小咄はオチから考えよう
・ダジャレで落とす場合、オチに当たる言葉がきれいに2通りが思い浮かぶ
 言葉にし、そこからネタ振りを考えるといいでしょう。

アナウンサー「横綱、掃除がお好きなんですってね」
横綱「毎日やってるな」
アナウンサー「やっぱり拭くほうですか?」
横綱「ううん、掃く方(白鵬)」

■今や季節にふさわしいネタ振りを考えよう
A「暑いなぁ、いよいよ今年も節電の夏がやって来たなぁ」
B「うん」
A「言葉まで節電すな」


みたいな、簡単なものでも結構です。
どしどしご応募下さい。



ダジャレ部門 今月の合格者

 ※残念ながらありませんでした。

 

 

お悩み相談室 今月の合格者

 ※残念ながらありませんでした。




「小咄」漫才部門 今月の合格者


 ※残念ながらありませんでした。



「ボケ・ツッコミ検定」漫才部門

漫才の添削をしたいと思います。


<まさし沖津さん>  ☆


漫才お題「野球」
想定演者:ミルクボーイ タイトル:「鳴尾浜球場」

駒場「オトンを好きな野球場に連れて行きた
   いねんけど、名前を忘れたらしくてね」

内海「俺が名前を一緒に考えてあげるから、
   どんな特徴言うてたか教えてみてよ」
駒場「オトンが言うには、阪神タイガースの
   二軍が練習や試合する球場らしいねん」

 ※事実関係だけでなく、汗を流したりのような言葉を入れて雰囲気を出して下さい  「二軍の選手が汗を流して練習したり、試合をするところらしいねん」


内海「ほー、鳴尾浜球場やないかい」
駒場「俺もそう思ってん、でもオトンが、
   命名権売ったら、応募殺到する言うねん」
内海「ほな鳴尾浜違うか。吉本スタジアムで
   若虎は育たんよ。他に言うてなかった」

※若虎は育たんよではボケになりません。
 「吉本スタジアムでは言葉のキャッチボールしかできひん」
 とか
 「吉本スタジアムでは、笑いのホームランはたまに打てても空振りも多い」


駒場「数年後には役割を終える言うねん」
内海「それは、鳴尾浜球場で決まりよ」
駒場「でもオトンが、渡辺美里さんがコン
   サートで使ってた言うねん」
内海「違うがな。渡辺さんは西武球場よ」

 ※ここも渡辺美里が西武球場でコンサートをしているという事実だけになっています
  「渡邉雄大というピッチャーや渡邉諒という内野手ならいるけど、歌を歌っても客は
入らん。わしは何ぼほど阪神に詳しいねん」


駒場「そやねん。わからへんねんこれが」
内海「ほなお前は、何やと思ってんのよ」
駒場「エスコンフィールド北海道や思う」
内海「いや絶対違うやろ、もうええわ」

 寸評・最後もそうですが、納得で終わってはダメです。どう笑いを取るかです。